全般性不安障害とうつ病の鑑別は、非常に難しいといわれています。
うつ病のなかでも、比較的軽い抑うつ症状が慢性的に持続する気分変調性障害は、気力の低下や疲労感、集中力の低下、不眠など、全般性不安障害との共通点が多く、特に鑑別が難しいとされています。
両者の違いとしては、うつ病の場合、自殺の危険性や絶望感などがあるのに対して、全般性不安障害の場合は、主に過剰な不安と心配が長い期間続くという特徴があります。
ただし、全般性不安障害とうつ病は全く別の病気というよりも非常に接近した病気で、全般性不安障害の状態が続くと、多くの場合うつ病に移行するといわれています。